【狂気と絶叫に満ちたホラーマニアたちの祭典!生存の鍵はホラー映画の法則】映画『モンスター・フェスティバル』感想・評価

映画「モンスター・フェスティバル」/出典元:映画.com

監督・脚本

監督オーウェン・エガートン
脚本オーウェン・エガートン

作品情報

公開日2019年
上映時間92分
制作国アメリカ
年齢制限R15+

出演者

ロビー・ケイザッカリー・リーヴァイ
セイチェル・ガブリエルテイト・ドノヴァン
ジェイコブ・バタロンIsla Cervelli
オリビア・アップルゲート

予告編

あらすじ

ハロウィーンの夜、ホラーマニアたちが一堂に会する夢のイベント「流血の祭」が華々しく開幕。
ホラー映画オタクの高校生ダックスは、ホラーを毛嫌いする父の反対を押し切り、
友人たちと会場へと向かう。

しかし、熱狂に包まれたフェスのオープニングで現れた“殺人鬼”たちは、
なるパフォーマーではなかった。観客たちを次々と襲いはじめ、会場は一瞬にして地獄と化す。
ピエロ、ゾンビ、バンパイア……次々と現れる“本物”のモンスターたち。

極限の恐怖の中、ダックスたちはホラー映画で培った知識を武器に、
この悪夢からの脱出を試みる。果たして、生き残るのは誰か――?

感想

ホラーマニアたちが一堂に会する夢のイベント“流血の祭”を舞台に、
本物の殺人鬼やモンスターたちが次々と襲いかかってくる。

そんなシンプルながら、どこか現実にも起こり得そうなスリリングな展開に、
思わずワクワクしてしまいました(笑)。

物語の随所には、数々の有名ホラー映画へのパロディやオマージュがちりばめられていて、
ホラー好きなら思わずニヤリとする場面も多々登場していました。

グロテスクな描写は個人的に普通かな?と感じており、
ホラーが得意でない人でも比較的観やすいバランスだと思います。

また、本作では、ホラーとコメディが絶妙に融合したホラー・コメディというスタイルで、
怖がらせすぎず、ちゃんとドキッとさせてくれるちょうどいい仕上がりで
ホラー初心者にもおすすめできる一本だと感じました!

さらに、登場人物たちがホラー映画の“お約束”を理解し、それを逆手に取って生き残りを
図るという展開も面白く、ホラーをよく観ている人ほど楽しめる構成になっています。

物語終盤にはちょっとしたどんでん返しもあり、全体を通して笑って驚いて、
そして少しだけゾッとできる、“ほどよく楽しめる”作品でした!

評価

総合評価

ホラー好きとしては、こういう祭典にはぜひ行ってみたい…
でも、本物の殺人鬼はご遠慮願いたいですね(笑)

目次