【夢の世界で幸せを?】映画『ドリーム・シナリオ』感想・評価

映画「ドリーム・シナリオ」/出典元:映画.com

監督・脚本

監督クリストファー・ボルグリ
脚本クリストファー・ボルグリ

作品情報

公開日2024年
上映時間102分
制作国アメリカ
年齢制限G

出演者

ニコラス・ケイジマイケル・セラ
リリー・バードティム・メドウス
ジュリアンヌ・ニコルソンディラン・ゲルーラ
ジェシカ・クレメント

予告編

あらすじ

平凡な大学教授ポール・マシューズは、ある日突然、世界中の人々の夢に現れるようになる。

理由もわからぬまま一躍有名人となり、メディアの注目を浴び、
街を歩けば歓迎され、夢だった本の出版まで持ちかけられる。

何もしていないのに得た名声に、ポールは戸惑いながらも浮かれていた。

しかし、そんな幸運は長くは続かなかった。人々の夢の中で、ポールが恐ろしい行為をし始めたのだ。

やがて現実でも悪評が広まり、称賛は非難へと変わり、
人気者から社会の敵へ、ポールの運命は一転する。

彼は身に覚えのない悪夢の責任を問われ、追い詰められていく――。

感想

本作を鑑賞して率直に感じたのは、とにかく印象に残らなかったということです。
物語の世界に入り込むのが難しく、全体的に心に響くような強い印象を受けることができませんでした。

予告編やポスターのビジュアル、そしてタイトルからは、
もっとサイコロジカルな展開や衝撃的なストーリー展開を期待していました。

しかし、全体を通して、常に淡々としており、盛り上がりに欠ける展開が続き、
サスペンスやスリラーの要素があるかと思いきや、予想以上に平坦で、
最後まで物語に勢いがなく、淡々と進んでいる印象を受けました。

特に「夢の中に他人が登場する」という独創的なアイデアが非常に魅力的だっただけに、
そのポテンシャルが十分に発揮されなかったのは残念に思います・・。

評価

総合評価

世界観に上手く入り込むことができず、私にはあまり響かない作品でした。もっと心をかき乱すような、おぞましい悪夢を見せてほしかったです。

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