【テクノロジーと恐怖が交錯する近未来スリラー】映画『M3GAN/ミーガン』あらすじ・感想・評価

映画「M3GAN ミーガン」/出典元:映画.com

監督・脚本

監督ジェラルド・ジョンストン
脚本アケラ・クーパー

作品情報

公開日2023年
上映時間102分
制作国アメリカ
年齢制限PG12

出演者

アリソン・ウィリアムズジェナ・デイヴィス
ヴァイオレット・マックグローブライアン・ジョーダン・アルバレス
ロニー・チェンアーロ・グリーン
エイミー・ドナルド

あらすじ

おもちゃ会社の研究者ジェマは、まるで人間のようなAI人形「M3GAN(ミーガン)」を開発している。ミーガンは子どもにとっては最高の友だち、そして親にとっては最大の協力者となるようプログラムされていた。交通事故で両親を亡くした姪ケイディを引き取ることになったジェマは、あらゆる出来事からケイディを守るようミーガンに指示する。しかし、ミーガンの行き過ぎた愛情は思わぬ事態を招いてしまう。(引用元:映画.com 「M3GAN ミーガン」https://eiga.com/movie/98294/)

予告編

感想

今回鑑賞した作品『M3GAN/ミーガン』は、「ソウ」シリーズのジェームズ・ワンブラムハウスが久しぶりにタッグを組み制作されたということで、とても楽しみにしていた作品の一つでした。

おもちゃの殺人鬼といえば多くの人が「チャイルド・プレイ」を思い浮かべるかな?っと思いますが、今作はオモチャに魂は宿っていません。AIの暴走が大きなテーマです。

『M3GAN/ミーガン』は、近未来のテクノロジーがもたらす恐怖や人間とAIの関係性について考えさせられる作品ともなっており、人間の欲望や感情と近年のAI進化の衝突が描かれています。まさに、人間の心理や倫理について深く考えさせられる要素が多くありました。

音楽とサウンドデザインは『M3GAN/ミーガン』の緊張感を効果的に引き立て観客の心を揺さぶる工夫も強く感じられました。また、ミーガンの声やロボットの動作音も緻密に作り込まれており、映画の臨場感を高めていましたね。

人間とAIの関係性や倫理的な問題について考えさせられる要素がありながらも、ストーリーの終盤では意外な展開が待っており、映画全体として想像していた内容よりも楽しむことができました。

ただ、個人的にホラー要素としての描写や悍ましさは強く感じられなかったので、もう少し表現して欲しかった気持ちです。ホラー映画がそこまで得意じゃない方、人間の心理や倫理について考えたい作品を楽しみたい方には特におすすめの映画です!

総合評価

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