
監督・脚本
監督 | ケヴィン・グルタート |
脚本 | ジョシュ・ストールバーグ |
脚本 | ピーター・ゴールドフィンガー |
作品情報
公開日 | 2024年 |
上映時間 | 118分 |
制作国 | アメリカ |
年齢制限 | R15+ |
出演者
トビン・ベル | マイケル・ビーチ |
ショウニー・スミス | レナータ・ヴァカ |
スティーヴン・ブランド | オクタビオ・イノホサ |
シヌーヴ・マコディ・ルンド |
予告編
あらすじ
命の終わりが見えたその日、
ジョン・クレイマーは最後の希望を胸にメキシコの地を踏んだ。
噂の治療法──それは奇跡を謳う非公式の医療手術。
だが、それは絶望にすがる者たちを食い物にする、冷酷な詐欺だった。
真実を知ったとき、ジョンの中で何かが目を覚ます。
今度は彼が試される側ではない。
“ゲーム”のルールは、彼が決める。
狩られるのは、嘘で人の命を弄んだ者たち。
生き延びたければ、真の意味での「再生」に手を伸ばせ──。
これは、ジグソウによる血と赦しの物語。
感想
これまでのシリーズと比べて、少し物足りなさを感じてしまいました。
ジグソウのゲームといえば、ただの残虐な殺人ショーではなく、そこには、「生きることの意味」や「人としての在り方」を問う、どこか美しさすら感じさせる哲学が込められているところが魅力でした。
しかし、今作では、そういった深みや哲学性がやや弱く感じ、トラップも過去作に比べるとインパクトに欠けており、もっと彼らしさを物語や演出の中に込められていてほしかったです…。
物語は、「奇跡の治療法」と信じてすがった手術が、実は弱者から金をだまし取る詐欺だった――という展開から始まります。
ジョン・クレイマーは、自らを騙した詐欺師たちに制裁を下すべく、彼らを「死のゲーム」へと招待するのですが、その展開はシンプルで個人的に過激さもそこまで強く感じなかったため、全体を通して見やすかった印象です。
また、エンドロール後に用意されたおまけシーンは、長年のファンにとってはまさにご褒美でした!
シリーズへの愛がくすぐられましたね!笑
シリーズを追ってきた方にとっては、やはり見逃せない1本ではあると思います。ただ、ジグソウの「芸術的な哲学」に魅了されてきた人ほど、今作には少し寂しさを覚えるかもしれません。
評価
総合評価 |

今回のゲームは、ちょっぴりマイルドな印象でした!