【黒い電話から聞こえる死者の声】映画『ブラック・フォン』あらすじ・感想・評価

映画「ブラック・フォン」/出典元:映画.com

監督・脚本

監督スコット・デリクソン
脚本スコット・デリクソン
脚本C・ロバート・カーギル
原作ジョー・ヒル

作品情報

公開日2022年
上映時間104分
制作国アメリカ
年齢制限PG12

出演者

イーサン・ホークジェレミー・デイヴィス
メイソン・テムズジェームズ・ランソン
マデリーン・マックグロウ

あらすじ

「ドクター・ストレンジ」「エミリー・ローズ」のスコット・デリクソンが監督、「透明人間」「ゲット・アウト」などスリラー作品の話題作を多数送り出しているジェイソン・ブラムが製作を手がけたサイコスリラー。コロラド州デンバー北部のとある町で、子どもの連続失踪事件が起きていた。気が小さい少年フィニーは、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという男に「手品を見せてあげる」と声をかけられ、そのまま誘拐されてしまう。気が付くと地下室に閉じ込められており、そこには鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして断線した黒電話があった。すると突然、フィニーの前で断線しているはずの黒電話が鳴り響く。一方、行方不明になった兄フィニーを捜す妹グウェンは、兄の失踪に関する不思議な夢を見る。原作はジョー・ヒルの短編小説「黒電話」。出演はイーサン・ホークほか。
引用元:映画.com 「ブラック・フォン」https://eiga.com/movie/96912/

予告編

感想

今回鑑賞した『ブラック・フォン』は、ホラー要素がそこまで強く表現されていなく全体的にスリラーな映画となっていました。パッケージや予告編からホラーな映画となっていることを想像して鑑賞していたので少し残念な気持ちがありました・・笑

作品自体としては、ストーリー構成や演出ともにとても良く作られており、最後まで適度な緊張感を持って楽しむことができました。ただ、やはり個人的にもう少しホラー要素を取り入れてもいいかな?っと感じましたね。

全体的に怖いと思うことやハラハラドキドキする様なことは、ほとんど感じずに物語が進みます。作品途中では、現実的に有り得ないと思うシーンや、パッケージに大きく記載されている『死者からの黒電話』という点に関してモヤモヤしました。

全体的な映画としては面白かったのですが、ポスターや予告編を先に確認してしまったせいか自分が求めていた作品と異なってしまいましたね・・。

しかし、ホラー映画とは思わずに鑑賞することで純粋に楽しめる作品だと思います。グロ描写もほとんどありませんのでゆっくりと楽しむことができると思います。

総合評価

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