【あの愛されキャラの凶暴化!】映画『プー あくまのくまさん』感想・評価

映画「プー あくまのくまさん」/出典元:映画.com

監督・脚本

監督リース・フレイク=ウォーターフィールド
脚本リース・フレイク=ウォーターフィールド

作品情報

公開日2023年
上映時間84分
制作国イギリス
年齢制限PG12

出演者

マリア・テイラーアンバー・ドイグ・ソー
メイ・ケリーダニエル・ロナルド
ニコライ・レオンナターシャ・トシーニ
ナターシャ・ローズ・ミルズ

予告編

あらすじ

かつて無邪気な日々を過ごした100エーカーの森。
しかし、大人になったクリストファー・ロビンは大学進学のため、
愛する友人たちを残して森を離れることを選ぶ。

時が経ち、婚約者メアリーとともに懐かしの森へ戻ってきた彼を待っていたのは、
もはや昔の面影を失った恐ろしい現実だった。

かつての仲間だったプーとピグレットは、長い孤独の末に狂気に染まり、
血に飢えた獣と化していた——。

ロビンは自らの過去と向き合うため、命がけの戦いに挑むことになる。

感想

本作は、A・A・ミルンの児童小説「くまのプーさん」を題材にした異色のホラー作品です。

ディズニーによるアニメ化で親しまれてきた物語ですが、2022年1月に原作の著作権が消滅し、
パブリックドメインとなったことで実現しました。

愛らしいキャラクターたちが恐怖へと変貌し、「くまのプーさん」の
イメージを覆す衝撃的なストーリーが展開され、そのイメージは崩壊していましたね(笑)

物語は驚くほどテンポよく進み、後半にかけては血まみれの惨劇が連続で、
グロテスクな描写も多いため、苦手な方には厳しいかもしれません。

また、ストーリー自体に目新しさはなく、深く考えずに純粋な
ホラー作品として楽しめる一作でした。

ただ、個人的にはもう少し物語に工夫が欲しく、「くまのプーさん」らしさを
より活かした展開があれば、さらに魅力的だったと感じました。

評価

総合評価

まさか、あのプーさんがここまで変貌するとは…心底衝撃でした(笑)。できれば、はちみつを食べててほしかった…。

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